皆さんは資産運用と聞くと、何を思い浮かべますでしょうか。
広義には不動産運用や仮想通貨も含まれるかと思いますが、このブログでは株式等、証券運用を中心にお話し致します。
昔、テレビでよくこんなCMが流れていました。
つい口ずさんでしまうほど、耳馴染みの良いこのフレーズですが、当時のれっどぶる少年は、野村さんに何を聞けばいいんだ?と思っていました。(同じことを思っていた人もきっといるはず笑)子供の頃は、証券会社って何をしているのか分からなかったですよね。
実家が太い方を除けば、私もそうでしたが、証券会社に縁遠い人は多いのだと思います。
私が就職活動のとき、地元長野の第一地銀である八十二銀行と全国区の某大手証券会社に内定が出ました。
それなりに就活も頑張った中での証券会社の内定だったので、同級生にもやや誇らしい気持ちで「◯◯証券に受かったんだ」と報告したのですが、全くと言っていいほど盛り上がらず、八十二銀行を蹴るなんて勿体無いと言われました。また商社と勘違いされて逆に持て囃されたりと複雑な気持ちになったことを思い出します。
でも、私も就職活動を進める大学3年生頃までは証券会社がどんなことをする会社で、経済がどんな仕組み出回っているのかも知らなかった訳なので無理のない話です。
証券とは簡単に言うと、財産法上の権利や義務を表すもので、具体的には株式や債券、投資信託等のことを指します。
これまで営業をしてきた中でも、株式や債券とはなんぞやといった基本の基を理解されないまま証券投資をされる方が大勢いらっしゃいます。営業マンは未だにノルマに終われ、「お願いします、これ買ってください」中心の営業が蔓延っているのが実態です。
そうすると電話でも、場合によっては面談時でさえお客様が理解しないまま商品の上部の説明だけされて、まごついているうちにその場の雰囲気に圧倒され契約をしてしまう。そんなことが多いのではないかと思います。
ネット証券で株取引を検討している、そんな方も正確な知識を持たず資金を投じるのは危険です。
次回以降の記事を参考にまずは株式、債券、投資信託の基礎を押さえましょう。
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